ポーカーのGTOとAI学習、そして「積み上げ」の本質

体験談・スピンオフ

「ギャンブルは運任せ」──半分は正解で、半分は不正解。元カジノディーラーとして“裏と表”を見てきた私が、パチで月20〜40万円のプラスを作りつつ、いまAI学習に時間投資している理由をまとめます。キーワードはただ一つ、「積み上がるかどうか」です。

ポーカー(テキサス)は“積み上げ型”──GTOでミスを減らす

結論:学習が勝率に変換されるゲームです。
GTO(Game Theory Optimal:理論上、搾取されにくい戦略)を軸に、状況ごとに最適化した判断を“再現”できるほど、長期の期待値は安定します。

具体的に積み上がる理由

  • レンジ学習:ポジション×スタック×アクション別にプリフロップのハンドレンジを運用
  • 頻度管理:CBやブラフの頻度をコントロール(やり過ぎ=EV低下)
  • 振り返り:ハンド履歴でリーク(癖)を潰し再現性を上げる

元ディーラー視点:「同じ状況で同じ判断ができる仕組み」を持てば、短期のブレはあっても、長期成績は学習量に寄っていく。


パチは“波が荒い”──勝っても未来に積み上がりにくい

私は本業をきちんとやりながら、直近の月次でも
5月 +22.6万/6月 +28.5万/7月 +39.75万/8月 +1.7万/9月 +40万 とプラスを積みました。
それでも、「同じ努力が半年後も通用するか?」と問われると、首を縦に振り切れません。

積み上がりにくい理由

  • 環境依存:釘・設定・ホール方針で期待値が変動
  • 波の荒さ:短期の収束が遅く、時間消費が大きい
  • 資産化が難しい:店都合で再現性が崩れる

もちろん勝つ日はあります。ただしその経験値は翌日にゼロリセットされやすい。ここが“積み上がらない”感覚の正体です。


AI学習は“人生レベルで積み上がる”

今日の1時間が、明日の生産性に直結します。
プロンプト設計、評価基準、SOP(手順書)、記事、コード…学んだことが成果物として残り、改善の母体になります。

なぜ裏切らないのか

  • 再利用:作ったSOPやスクリプトは仕事のたびに使い回せる
  • 複利:知識×ツール×データが掛け算で効く
  • 可視化:検証ログや指標(PSI/滞在/CTR)が改善サイクルを回す

体感として、パチで40万勝っても翌日はゼロベース。AI学習の40時間は、翌日も“残っている”。


3つの共通点と、決定的な違い

共通点(どの領域も同じ)

  • 情報の質 × 実行精度でリターンが決まる
  • 期待値はミスを減らす仕組みで上がる
  • 短期ブレは避けられない(だから検証が必要)

決定的な違い

  • ポーカー/GTO:学習→再現→修正が技術資産になる(長期で報われる)
  • パチ:環境依存で資産化しづらい(店・台都合でリセット)
  • AI学習:知識・SOP・コード・記事が資産として積み上がる

ひとこと実例:私の時間配分の変化

  • 以前:休みの日にホール実戦8時間 → 収支プラスでも翌日は無風
  •  :AI学習4時間 → 記事1本/SOP1本が残り、翌日に再利用できる

未来の小さな宣言:設定推測アプリを“遊びとして最適化”

店舗の設定投入傾向(末尾・機種・曜日・イベント)をデータ化し、ユーザーの実戦ログをナレッジ化
今日の投入率を推定し、的中率をフィードバック学習で上げていく。
勝ちを保証するものではなく、期待値の見える化を目指す“遊びの最適化”。元ディーラーの目で検証していきます。


まとめ:時間投資は裏切らない

  • 積み上がるギャンブル=テキサス(GTO)
  • 積み上がりにくい=パチ
  • いちばん積み上がる=AI学習(知識と成果物が残る)

今日の選択が、半年後の自分を作ります。あなたは何に時間を投資しますか?


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