AIが導いてくれた初めてのWordPress

AI学習ログ

名前すら知らなかった世界への一歩

AI学習を始めてから28日目のこと。
教材の次のステップに「WordPressでブログを立ち上げよう」と書かれていた。
正直、その文字を見た瞬間は「ワード…プレス?何それ?」という状態だった。
ソフトでもアプリでもなく、サイトを作る仕組みだと理解するまでに数分かかった。
それでも、教材どおりに触りながら覚えていくうちに、自然と画面の意味が分かり始めた。
このとき支えになったのが、AIとの対話だった。

「テーマって何?」「プラグインって必要?」
そんな初歩的な質問にもAIは丁寧に答えてくれた。
専門用語を“現実の作業”に置き換えて説明してくれることで、未知のツールが少しずつ“自分のもの”になっていった。
まるで、暗いトンネルの先でAIが小さな懐中電灯を照らしてくれているようだった。

教材に沿うだけでも学びになる

私が最初に行ったのは、教材どおりに進めることだけ。
サーバー契約、ドメイン取得、テーマ設定――ひとつひとつ意味が分からなくても、まずは手を動かした。
すると、AIがその裏側を解説してくれる。
「サーバーは土地」「ドメインは住所」「テーマは家の外観」
この比喩で一気に理解が深まった。

実際、教材のゴールは「とにかく立ち上げる」だったが、私は同時にAIの解説をメモしながら学習を進めた。
結果、ただ“真似して終わり”ではなく、“仕組みが分かる”学びに変わった。
それが後のSEO設定やデザイン調整にも生きている。

用語の壁を越えた瞬間

最初に挫折しそうになったのは「プラグイン」の項目だった。
「セキュリティ」「キャッシュ」「SEO」「アナリティクス」――見慣れない単語が並び、頭が混乱した。
だが、AIに聞くと「これはWordPressを便利にする拡張機能」と一言。
さらに「必要最小限で十分」と教えてくれた。

そこから私は、ひとつひとつ理解しながら導入した。
最初に入れたのはCocoon。無料なのに完成度が高く、見出しやデザインも整っていた。
AIが「初心者にはCocoonが扱いやすい」と教えてくれたのも大きかった。
この頃にはもう、“分からないことがあっても大丈夫”という自信が生まれていた。

AIがくれた安心感

WordPressの学習を進める中で、AIは常に隣にいた。
記事構成を相談すれば見出しを出してくれ、エラーが出れば原因候補を教えてくれる。
迷ったとき、焦る前に「AIに聞こう」と思えること自体が安心だった。

結果として、私のブログはわずか数日で形になった。
それは特別なスキルではなく、AIを使って“分からないを止めなかった”からだと思う。
知識ゼロからでも進めるという体験が、次の挑戦への原動力になった。

学びながら作る時代へ

WordPressを通して実感したのは、「学習と実践が同時にできる時代になった」ということだ。
昔なら、本を読み終えるまでサイトを触ることはなかった。
今はAIが伴走し、わからない部分をその場で埋めてくれる。
そのおかげで、私は理解より先に「完成」を経験できた。

AIがいるから、途中で止まってもすぐ再開できる。
学びながら作る。失敗しても修正できる。
それこそが、AI時代の最大のメリットだと思う。

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