現場を離れて得た「家で過ごす時間」
AI学習に集中するようになってから、私の生活リズムは大きく変わりました。
以前はアスベスト除去の現場に出て、朝から晩まで動き続ける日々。
収入は安定していても、自分の時間はほとんどなかった。
けれど、AIを本格的に学び始めたことで、時間の価値を再認識したのです。
AIが作業を代行し、データ整理や文書作成を自動化できるようになると、
「自分が現場にいなくても動く仕組み」を作れるようになった。
その結果、物理的にも心理的にも余白が生まれ、初めて「家で過ごす時間」に向き合うようになりました。
パソコンの前に座り、プロンプトを書き、結果を見て修正する──。
この繰り返しの中で、**「効率化=自分の命の時間を取り戻すこと」**だと気づいたのです。
ミミとエルを迎えた日
懐かせるために必要だった「時間」
AI学習を始めたことで得た“自由時間”は、もう一つの決断を後押ししました。
それが、長年の夢だったフクロモモンガを飼うことです。
40万円勝ったパチンコの収益をきっかけに、迎えたのが「ミミ」と「エル」。
けれど、フクロモモンガは繊細で、懐かせるには時間と信頼が必要です。
夜行性で昼は眠り、夜に活動する彼女たちに合わせるには、自分の生活を変える覚悟が要りました。
現場仕事を続けていたら、きっと叶わなかったでしょう。
AI学習で働き方を変えたからこそ、家にいながら育てる生活ができるようになった。
“効率化”という言葉の裏に、**本当の「暮らしの豊かさ」**があったのです。
AIがくれた穏やかな日常
一緒に寝ながら学ぶ日々
今では、日中はミミとエルの巣袋に手を入れ、
二人が眠る横でパソコンを開くのが日課です。
タイピングの音に耳をぴくっと動かす姿を感じると、不思議と集中力が増します。
AI学習も、命と向き合う生活も、どちらも**“観察と修正”の連続。**
AIが誤出力をしたらプロンプトを修正するように、
ミミやエルが警戒したら安心させ、少しずつ信頼を築く。
結局、人もAIも、“相手の反応を見て合わせる”ことが大切なのだと気づきました。
AIが私にくれたのは、時間だけでなく、心の余裕と感情の調律。
データの世界で学んだ冷静さが、命と向き合う優しさに変わっていく。
それは、AIを使いながら人間らしさを取り戻す過程でもあります。
次に挑戦すること
TikTokライブで伝える“命の物語”
次に挑戦したいのは、TikTokライブでの配信です。
ミミとエルの日常をただ見せるのではなく、
**正しい飼育法や命の尊さを伝える“教育的ライブ”**にしたい。
もちろん、動物配信には慎重さが必要。
誤解を生まないよう、AIで翻訳・字幕を付け、
視聴者が安心して見られる環境を作るつもりです。
AIが映像を補助し、私はミミとエルのリアルを届ける。
学びの延長線上に「癒しと発信」がある。
AIに時間を預けたことで、私は再び**“人と命を感じる時間”**を取り戻しました。
これが、私がAI学習を続ける本当の理由です。



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